山口県防府市には旧長州藩主・毛利氏の邸宅が「毛利博物館・毛利氏庭園」ということで公開され観光スポットとなっていますが、その敷地内にレトロ感あふれるカフェがあるのでご紹介をします。
カフェの名前は、茶房「舞衣」。
毛利ミュージアムショップ「舞衣」とギャラリー「舞衣」を併設し、ギャラリー兼カフェサロンといった佇まいをみせるお店です。
築100年以上の建物をリノベーションしてつくられたという、大正の香り漂う建物。
庭園を散歩した後に、ちょっと一息いれるのには最高のロケーション。
お店の入り口の雰囲気が何ともいえないタイムスリップ感も醸し出しています。
カフェの中は、まさに時代を感じさせる調度品に囲まれた空間。
都会の喧騒を忘れさせてくれるゆったりとした時間と空気が流れているのに気づかされます。
私がお邪魔した時は他にはお客様がいらっしゃいませんでしたので、より一層静かな時間を楽しめ、歴史の流れに思いを馳せつつお目当てのスイーツを楽しむことができました。
こちらのレースをあしらった木のテーブルに、木のガラス窓というセッティングも心休まる懐かしさと暖かさがあります。
本日注文したのはこちらのお店お薦めのシフォンケーキセット。
ケーキを中心に生クリームとブルーベリーののせられたアイスクリーム、加えてイチゴ、キウイ、バナナ、オレンジ、リンゴといったフルーツが盛り付けられ、飲み物(ホットティーを選びました)とセットで振舞われます。真俯瞰から撮るとこんな感じですね。
斜め上からの構図だとこんな感じで、ケーキもしっかりボリュームがあり、1,200円(税込)のお値段。
結構食べ応えもあり、ティーと一緒にまったりとした時間を楽しめるので、納得のプライスでもあります。
お味のほうは、メインのシフォンケーキが、生クリームやアイスクリームとの相性が良いので、シフォンのふわふわ感とクリームの溶けていく感触が口の中にハーモニーのように調和しながら広がっていきます。
フルーツを合いの手のようにいただきつつ、暖かい紅茶を口の中に含むと、少し大げさですが「生きていてよかった」という気持ちになって、ほっと落ち着きます。
その他のメニューはこちらです。
ちょっとした軽食もいただけますし、よもぎ餅とセットの抹茶などもこちらのカフェの雰囲気との相性抜群かと思われます。
こちらにお邪魔したのが2月の某日。
店内は、ギャラリーだけあって、歴史を感じさせる雛人形がそこかしこに展示してありました。
防府市の毛利氏庭園を訪れた際には是非立ち寄ってみたい、レトロカフェ茶房「舞衣」さんでした。
名称 | 茶房 舞衣(毛利ミュージアムショップ・ギャラリー舞衣) |
住所 | 〒747-0023 山口県防府市多々良1-15-1 毛利氏庭園内 |
電話番号 | 0835-25-1707 |
URL | http://www.hofu.saloon.jp/ |
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※掲載情報は2018年3月時点の内容です。